小狐丸の心情

揺るがないのは 我らの使命
だから守るべきこと
疑うこと無く照らされた道を
歩むことに迷いはない
此処に在る意味 問うまでもない
ただひたぶるに 守るべきもの

 

 小狐丸の認識がどういったものかがここで語られる。「清」と「濁」を併せ呑む三日月に対し、ひたすらに「清」、ないし「正」を信じ、自らの在り方として定義する小狐丸の姿は、おおかたの刀剣男士たちに共通するものであろう。

 ただ主の為に。それは果たして、忠誠か盲信か。敵対とも見られる三日月の言動は、仲間たちへの問いかけでもある。